著作から見たジェームズ・D・ワトソン : 人間性と名著誕生秘話
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書誌事項
著作から見たジェームズ・D・ワトソン : 人間性と名著誕生秘話
丸善, 2005.7
- タイトル別名
-
The writing life of James D. Watson
著作から見たジェームズDワトソン : 人間性と名著誕生秘話
- タイトル読み
-
チョサク カラ ミタ ジェームズ D ワトソン : ニンゲンセイ ト メイチョ タンジョウ ヒワ
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注記
参考文献: 各章末
著者目録--ジェームズ・D・ワトソン: p[193]-199
内容説明・目次
内容説明
ジェームズ・ワトソンのDNA構造発見の自伝的解説「二重らせん」は科学や科学者をそれまでとは全く異なった観点からスキャンダルじみて描いた。しかし、このワトソンの最も有名な著作の何百万という読者も、彼が科学に関する新しいスタイルや方針の著作を生み出すために、生涯をかけて努力していることには気が付いていない。彼の教科書は生物学教育に革命をもたらした。議論を巻き起こした科学の進歩についての彼の論評はその社会的意義を情熱をもって議論し、批判には冷笑しながら屈しなかった。彼の自伝的著作のおかげで、彼の成功だけではなく失敗について、そして、遺伝子技術による人類の生活向上の可能性に関する彼のたびたび繰り返される論評へ、一般の人々は目を向けることになった。科学者であり歴史家である著者による本書は、ジム・ワトソンの著作業績を網羅的に検証する初めてのものである。ワトソンの著作を検証し、その共著者や出版社にインタビューし、ワトソン個人の著作原資料を調べ、そして、ワトソン自身との議論により、詳細な記述となっている。
目次
- 序章(執筆人生)
- 自伝(二重らせん;遺伝子、女達、そしてガモフ)
- 論評(DNA物語、所長報告、その他のエッセイ;DNA:生命の秘密)
- 教科書(遺伝子の分子生物学;組換えDNA;細胞の分子生物学)
「BOOKデータベース」 より