実話怪奇譚
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実話怪奇譚
(ちくま文庫, [は-29-1])
筑摩書房, 2005.8
- タイトル読み
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ジツワ カイキタン
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内容説明・目次
内容説明
陰惨な殺人の現場に立って、未解決事件を推理する。また都市伝説に隠された真実を暴く。さらに近親相姦やカニバリズムなど、タブーを破ることへの甘美な欲求を想像する。何が彼らの人生を狂わせたか。私たちは一体いつまで正常を保てるか。日常が崩れはじめると、何気ない悪意は増大して、不条理な狂気へと一直線に突き進む。現代のダークサイドを直視し、恐怖の源を探る。
目次
- 幻—夢か、うつつか(女怪の街;殺人現場から見る『冥途』の風景 ほか)
- 壊—増幅する非日常(新興住宅地のなかの「金属バット殺人」;映画『コレクター』と日本の少女監禁事件 ほか)
- 怪—暗闇の奥へ、奥へ…(食人小説「青頭巾」の寺を訪ねる;昭和初期の魔窟をさまよう ほか)
- 虚—不条理の行方(高校生首切事件のそれから;「手首ラーメン」は実在したのか? ほか)
「BOOKデータベース」 より