驕れる白人と闘うための日本近代史
著者
書誌事項
驕れる白人と闘うための日本近代史
文藝春秋, 2005.8
- タイトル別名
-
Raumschiff Japan
- タイトル読み
-
オゴレル ハクジン ト タタカウ タメノ ニホン キンダイシ
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注記
参考文献: p234-237
「Raumschiff Japan」(『宇宙船日本』Albrecht Knaus社, 1989)の邦訳
内容説明・目次
内容説明
欧米においては、自分たちの歴史こそ世界史であり、自分たちの生き方にこそ文明の名にもっとも相応しく、地球上のあらゆる民族は欧米文明の恩恵に浴することによって後進性から救われたと教えられてきた。だから彼らの潜在意識の奥深くには、確固たる優越感が入り込んでいる。これに対し、著者は、江戸期の鎖国日本は経済的社会的にみごとなまでのバランスのとれた「小宇宙」社会を形成しており、人間と自然の共生に心を砕いていたと史実を示す。それは同時代ヨーロッパの、すべてを侵略征服せんとする拡張謳歌精神とは正反対だと指摘する。ヨーロッパの世界侵略は、その「小宇宙」を壊したのであり、それを「文明開化」と解釈するのは大間違いだと言う。この、ヨーロッパのほうが野蛮だった、とういう主張は、ドイツで大きな物議をかもしたが、同時に今や、世界人口の急増と資源の枯渇を前にして、欧米でも「小宇宙」日本の共生思想に目覚め始めている。欧米人の優越意識を覆すためにドイツ語で刊行された書を、今度は日本人の劣等感を打ち破るために、邦訳出版する。大航海時代の到来以後、全世界を発見、征服した「偉業」に対する欧米人たちの誇りを根底から覆す書。
目次
- 「西洋の技術と東洋の魅力」
- 世界の端で—「取るに足らない国」だった日本
- 劣等民族か超人か—「五百年の遅れと奇跡の近代化」という思い込み
- 草の根民主主義—江戸時代の農民は「農奴」ではなかった
- 税のかからない商売—商人は独自の発展を遂げていた
- 金と権力の分離—サムライは官僚だった
- 一人の紳士—初代イギリス駐日公使・オールコック見た日本
- 誰のものでもない農地—欧米式の「農地改革」が日本に大地主を生んだ
- 大砲とコークス—日本はなぜ「自発的に」近代化しなかったのか
- 高潔な動機—「白人奴隷」を商品にしたヨーロッパの海外進出
- 通商条約の恐ろしさ—日本はなぜ欧米との「通商関係」を恐れたか
- 茶の値段—アヘンは「中国古来の風習」だと信じている欧米人
- ゴールドラッシュの外交官—不平等条約で日本は罠に陥った
- 狙った値上げ—関税自主権がなかったために
- 頬ひげとブーツ—欧米と対等になろうとした明治政府
- 猿の踊り—日本が欧米から学んだ「武力の政治」
- たて糸とよこ糸—今なお生きる鎖国時代の心
「BOOKデータベース」 より