靖国神社に異議あり : 「神」となった三人の兄へ
著者
書誌事項
靖国神社に異議あり : 「神」となった三人の兄へ
同時代社, 2005.8
- タイトル別名
-
靖国神社に異議あり : 神となった三人の兄へ
- タイトル読み
-
ヤスクニ ジンジャ ニ イギ アリ : カミ ト ナッタ サンニン ノ アニ エ
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内容説明・目次
内容説明
この神社は出発点から間違っている!餓死、悶死、戦死した「神」たちの声を聞け。本書は、合祀された無念の兄たちへの鎮魂歌であり、アジアの中に生きる、これからの日本の道を問う書でもある。
目次
- 第1部 靖国神社—国家・陸海軍による虚構の大装置(戦争末期の靖国神社;招魂社—なぜ西郷隆盛や白虎隊を排除したのか;「靖国の神」の六割は餓死者であった;アジア侵略の歴史と「靖国の神」;戦陣君—守った将兵は大餓死・戦死、守らなかった将軍はA級戦犯)
- 第2部 靖国神社に合祀された三人の兄(中国・日中戦争と純三;アメリカ・サイパン戦と慶治;ソ連・北千島最北端の占守島戦と栄助;アジア太平洋戦争とは何だったのか;樋口家と近江商人のことなど)
- 第3部 アジアの中の日本—問われる歴史認識(戦争と二つの道徳;二つの「アジア主義」;西郷隆盛と王道のアジア主義—西郷は征韓論に非ず)
「BOOKデータベース」 より