「ひかりごけ」事件 : 難破船長食人犯罪の真相
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書誌事項
「ひかりごけ」事件 : 難破船長食人犯罪の真相
(新風舎文庫)
新風舎, 2005.8
- タイトル読み
-
ヒカリゴケ ジケン : ナンパ センチョウ ショクジン ハンザイ ノ シンソウ
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注記
「裂けた岬」(恒友出版 1994年刊)と「知床にいまも吹く風」(恒友出版 1994年刊)の改題,合本
船長の軌跡:p376-381
内容説明・目次
内容説明
1943年、陸軍所属の徴用船が厳冬の北海道・知床岬で難破。生き残った船長と乗組員の少年の二人は、氷雪に閉ざされた飢餓地獄を体験するが、やがて少年は力尽きて餓死。極限状況のなか、船長はついに少年の屍を解体して「食人」する。遭難から二カ月、一人生還した船長は、「奇跡の神兵」と歓呼されるが、事件が発覚すると、世界で初めて「食人」の罪で投獄された—。名作『ひかりごけ』の実在する主人公から、十五年の歳月をかけて著者が徹底取材した衝撃の真実、そして事件の背後に蠢く謎とは?太平洋戦争下で起きた食人事件の全容に迫る。
目次
- 第1部 裂けた岬(約束;戦雲;遭難;番屋;食人 ほか)
- 第2部 知床にいまも吹く風(『ひかりごけ』の背景;新聞はなぜ沈黙したのか;船長のたどった道)
「BOOKデータベース」 より