鳥居龍蔵伝 : アジアを走破した人類学者
著者
書誌事項
鳥居龍蔵伝 : アジアを走破した人類学者
(岩波現代文庫, 社会 ; 119)
岩波書店, 2005.9
- タイトル別名
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鳥居竜蔵伝
- タイトル読み
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トリイ リュウゾウ デン : アジア オ ソウハ シタ ジンルイ ガクシャ
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注記
初版: 岩波書店(1995.3)
鳥居龍蔵・引用文献: p485-488
参照・参考文献: p488-493
年譜: p494-502
鳥居龍蔵の肖像あり
内容説明・目次
内容説明
日本文化の源流と歴史の古層を求め、戦時下の東アジアを走破した人類学者・鳥居龍蔵。自由な学風を許さない時代、大学の要職を辞去し、家族とともにフィールド・ワークを続けた鳥居は膨大な記録と写真資料を残したが、他民族への深い文化理解はいかに可能となったのか。その壮絶なる全生涯に挑んだ、大仏次郎賞受賞の大作。
目次
- ドルメンじゃ!
- 新高山の白雪を踏む
- 「コロポックル」の謎を追って
- 妻きみ子との出会い
- 貴州苗族に「日本民族」を求めて
- 伊波普猷と沖縄調査
- わがライフワーク「満蒙」
- 沙漠に契丹の都を追う
- 遼帝国の版図に遺るシャーマン
- 朝鮮に楽浪漢墓を発見
- シベリアに先住民を求めて
- 人類学教室主任の椅子へ
- 東大理学部を辞職
- 長男パリに客死す
- ワール・マンハに藤原美術を見る
- 戦火に耐えた家族探検隊
- インカ遺跡を訪ねて
- 日米「北京原人」争奪戦
- 侵略は空しく学芸は永し
「BOOKデータベース」 より