土門拳の格闘 : リアリズム写真から古寺巡礼への道
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土門拳の格闘 : リアリズム写真から古寺巡礼への道
成甲書房, 2005.9
- タイトル読み
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ドモン ケン ノ カクトウ : リアリズム シャシン カラ コジ ジュンレイ エノ ミチ
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注記
参考文献: p413
内容説明・目次
内容説明
土門拳は、大地に確固と根を下ろした凛としたイメージそのままの生き方で昭和写真史の上に巨大な足跡を刻んで悠然と去った。これから描いていく物語は、そうした土門拳の人と写真を心から思慕した数多くのアマチュア写真家たちとの師弟愛のストーリーであり、戦後まもない激動期に刻まれた「リアリズム写真」という写真表現の在り様を明確な一本道にして展開された格闘と交情のドキュメンタリーでもある。
目次
- 第1章 リアリズム写真運動の視座(桑原甲子雄による「土門拳」の起用;土門拳の月例審査はじまる;「カメラとモチーフの直結」と芸術性 ほか)
- 第2章 「古寺巡礼」への道(「ヒロシマ」の延長線上にある「古寺巡礼」;等質に共存した二面性—「ヒロシマ」系と「古寺巡礼」系;「土門拳倒る!」の衝撃波)
- 第3章 巨星墜つ(傾倒していく古陶磁の世界;晩年の日々;悲願の撮影—雪の室生寺)
「BOOKデータベース」 より