椅子づくり百年物語 : 床屋の椅子からデザイナーズチェアーまで
著者
書誌事項
椅子づくり百年物語 : 床屋の椅子からデザイナーズチェアーまで
(百の知恵双書, 010)
OM出版 , 農山漁村文化協会 (発売), 2005.9
- タイトル別名
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椅子づくり100年物語 : 床屋の椅子からデザイナーズチェアーまで
- タイトル読み
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イスズクリ ヒャクネン モノガタリ : トコヤ ノ イス カラ デザイナーズ チェアー マデ
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注記
百の知恵双書010たあとる通信: p145-151
内容説明・目次
内容説明
床屋の椅子は、いつから坐り心地がよくなったのか。旧帝国ホテルの設計者、フランク・ロイド・ライトが自らデザインした椅子に込めたものは。体の大きなマッカーサーが日本上陸後に使った椅子と、体の小さな吉田茂が愛用した椅子の違い。この一〇年で、自動車のシートはどのように変わったか。椅子の試作開発に永年携わる職人・宮本茂紀が、半世紀にわたって関わった椅子を、ものづくりの現場にいる者ならではの経験と洞察力で語る。歴史を彩った椅子から世界で活躍するデザイナーの椅子、そして暮しのなかの椅子まで。類書のない、椅子の物語であり技術史である。
目次
- ビートルズが呼んだ不景気—床屋の椅子
- ここ一番の家に使った「虎斑」—F.L.ライトの椅子
- 技術者のなかにもファンをつくった—倉俣史朗の「ホフマンへのオマージュ」
- 高知産ムロの木づくしの心意気—八芳園の「壷中庵」洋間の椅子
- ロココの椅子に取りつかれた男—上柳博美の仕事
- 大きな人の小さな椅子 小さな人の大きな椅子—マッカーサーと吉田茂の椅子
- イタリアモダン、人気の秘密はディテールにあり—マリオ・ベリーニの「キャブ」
- 傍らに置いてかみしめる憧れと教訓—ハンス・J.ウェグナーの「ジ・オックスチェアー」
- 材料からつくり方まで徹底的にエコロジー—ウィルクハーン社の「ピクト」
- 家具の技術と値段について—モロゾ社の「BIG MAMA」〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より