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哲学的落語家!

平岡正明著

筑摩書房, 2005.9

タイトル読み

テツガクテキ ラクゴカ

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内容説明・目次

内容説明

著者が落語に目覚めたのは数年前だ。志ん生・文楽から現在の若手までをヨーイ、ドンで聞いた。最も衝撃を受けたのは「彼」。どえらい上方落語の爆笑王だ。「彼」の思想性の大きさよ。俺はナマの高座を聞いていない。残された音と映像だけから「彼」の思想の深さを言いたい。松本留五郎の鼓腹撃壌を、夢野久作との相似を、天地の逆転を。この一冊を泉下の「彼」に捧げる。

目次

  • 枝雀落語へ
  • 「石松三十石舟」vs.「三十石夢の通い路」
  • 枝雀初アルバム「日和ちがい/鷺とり」
  • B面「鷺とり」
  • 「雨乞い源兵衛」、落語アナーキズム
  • 「幽霊の辻」の実録
  • 天に唾するやりかたは
  • まんじゅうの自己同一性
  • 「天神山」、枝雀のバサラ
  • 三笑亭可楽が演じたる「立ち切り」〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA73689979
  • ISBN
    • 4480885226
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    326p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
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