血と薔薇 : コレクション
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血と薔薇 : コレクション
(河出文庫)
河出書房新社, 2005
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- Title Transcription
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チ ト バラ : コレクション
Available at / 15 libraries
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Kyoto Seika University Library and Information Center図
1704||Sh 21||文04008595,
2704||Sh 21||文04008596, 3704||Sh 21||文04008597 OPAC
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University of Tokyo, Komaba Library駒場図
1704:Sh21:13011929944,
2704:Sh21:23011930256, 3704:Sh21:33011930264 -
General Library,University of Tokyo
1704:Sh21:10013441928,
2704:Sh21:20013441936, 3704:Sh21:30013441944 -
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Description and Table of Contents
- Volume
-
1 ISBN 9784309407630
Description
1968年初冬、澁澤龍彦責任編集により創刊された、エロティシズムと残酷の綜合研究誌「血と薔薇」。執筆陣には、三島由紀夫、稲垣足穂、塚本邦雄、植草甚一など、先鋭的な作家を迎え、当時の最先端かつ過激な作品の発表の場とした。新世紀を迎えた現在、その輝きは一層光度を増し続ける。多くの澁澤愛好家の中で熱望された幻の雑誌、初の文庫化。
Table of Contents
- 特集1 男の死
- All Japanese are perverse(三島由紀夫)
- アフロディテ=ウラニア—感想私録(稲垣足穂)
- 血と薔薇コレクション1(ポール・デルヴォー)
- 一枚の魔女の図に(埴谷雄高)
- 東洋のエロス1 特に中近東を中心に(大場正史)
- 特集2 吸血鬼
- 特集4 オナニー機械
- 悦楽園園丁辞典1〜3(塚本邦雄)
- 膣内楽1〜3(加藤郁乎)
- アポリネールの猥雑小説—『一万一千の鞭』(飯島耕一)
- ムッシュー・ニコラ レチフ・ド・ラ・ブルトンヌ—むきだしの男ごころ(生田耕作訳)
- 沈黙といけにえ(宗谷真爾)
- ダフネスとクロエ(立木義浩)
- インド古詩 シュリンガーラ・ティラカ—恋愛の額飾り(松山俊太郎)
- 大初に足ありき(長沢節)
- 処女である男たち(小川徹)
- 特集3 苦痛と快楽(編=渋沢龍彦)
- 斜めになった狭い道を歩いていくと1〜3(植草甚一)
- Volume
-
2 ISBN 9784309407692
Description
「およそエロティシズムを抜きにした文化は、蒼ざめた貧血症の似而非文化でしかない」(「血と薔薇」宣言)という思想のもと、さらなるエロスと残酷を追い求める第2巻は、「フェティシズム」に焦点を当てる。生田耕作、種村季弘、松山俊太郎のエッセイのほか、司修、谷川晃一らの幻想的な絵画作品を多数収録。幻の雑誌、堂々の文庫化第二弾。
Table of Contents
- 鍵のかかる女(立木義浩)
- 少女(吉岡実)
- 悪魔のエロトギア—西欧美術史の背景(澁澤龍彦)
- 聖道門への憧れ(稲垣足穂)
- アポリネールの秘めごと歌(堀口大學訳)
- ネクロフィリアの画家 クロヴィス・トルイユ紹介(澁澤龍彦)
- オスカー・パニツァ作 天上の悲劇、愛慾公会議(村田経和訳)
- 蓮から「さかしま」に—インド古詩評釈(松山俊太郎)
- ポーノグラフィーの美学—スティーヴン・マーカスの“ポーノトピア”をめぐって(中田耕治)
- 特集フェティシズム1 毛皮を着たヴィーナス(石元泰博)
- 特集フェティシズム2 シンデレラの靴(種村季弘)
- 特集フェティシズム3 レチフと靴フェティシズム(生田耕作)
- 未来のイヴI〜V(司修、中村宏、落合茂、谷川晃一、司修)
- カフカの「処刑機械」とデュシャンの「大硝子」カルージュの分析(東野芳明)
- 蒸気機関車式殺人機械(中村宏)
- 人間蒸留装置 改良H・M13型之図(池田龍雄)
- 電気ウナギによる殺人機械(長新太)
- 正体の知れない恐怖、悪夢、狂気が映像化され自らを破壊する受像装置(堀内誠一)
- 八重霞 連載(一)〜(三)(武智鉄二)
- 地獄の絵師=渓斎池田英泉
- 英泉えがく艶画のサドマゾヒズム(高橋鐵)
- 悪場所の秘儀(廣末保)
- デモンの軌跡(出口裕弘)
- Volume
-
3 ISBN 9784309407739
Description
エロティシズムと残酷の飽くなき追究の果て、浮かび上がる「愛の思想」。愛の本質とは何か。いかにして愛は可能なのか。本書に収録された写真、詩、エッセイ、小説作品が、それらの問いになんらかの答えを与えるだろう。篠山紀信、田村隆一、巖谷國士、中田耕治、野坂昭如など豪華布陣による最終巻、幻の雑誌の雰囲気を踏襲しつつ、ここに完結。
Table of Contents
- 制服の処女(篠山紀信)
- 特集 愛の思想(フーリエ、情念、愛(巖谷國士);あさましき香(川村二郎);漢語の「愛」について インドにおける愛の思想・序説1(松山俊太郎))
- 大陸横断列車内のわが性的経験(田村隆一)
- 愛しのペニスよ、さようなら(野坂昭如)
- 血と薔薇コレクション3 夢魔の画家ピエール・モリニエ
- 男女演劇史1〜3(堂本正樹)
- 痔の記憶—或いは「新つれづれ草」(稲垣足穂)
- 「魔女の斧」—中世ヨーロッパの異端糺問を巡って(村田経和)
- ド・ブランヴィリエ侯爵夫人—澁澤龍彦氏に(中田耕治)
- マニエリスムの倒錯(種村季弘)
- バビロンの架空園—失われし庭を求めて(澁澤龍彦)
- 賢女テレーズ(生田耕作訳)
- ホーフマンスタール ルツィドール(高橋英夫訳)
- SCOPTOTHILIA 楽屋(東松照明)
- 閉ざされた城のなかで描かれたイギリス人(1〜2)(澁澤龍彦訳)
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