ヴェーバー学の未来 : 「倫理」論文の読解から歴史・社会科学の方法会得へ

書誌事項

ヴェーバー学の未来 : 「倫理」論文の読解から歴史・社会科学の方法会得へ

折原浩著

未來社, 2005.9

タイトル別名

ヴェーバー学の未来 : 倫理論文の読解から歴史社会科学の方法会得へ

タイトル読み

ヴェーバーガク ノ ミライ : 「リンリ]ロンブン ノ ドッカイ カラ レキシ・シャカイ カガク ノ ホウホウ エトク エ

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注記

「ヴェーバー学のすすめ」(未來社 2003年刊) の続篇

内容説明・目次

内容説明

ヴェーバーの基本概念と歴史・社会科学の方法論を解説し、ヴェーバー学の未来を展望する。世界的ヴェーバー学者・折原浩が満を持しておくる「マックス・ヴェーバー入門」。

目次

  • 第1章 「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」論文の全内容構成(骨子)
  • 第2章 「倫理」論文第一章第一節「宗派と社会層」を読む—近代市民層帰属の宗派別差異から、経済と宗教との「親和関係」にいたる(読者との対話による)論旨の展開、ならびに歴史・社会科学の方法開示
  • 第3章 「理念型」とその経験的妥当性
  • 第4章 「倫理」論文第一章第二節「資本主義の精神」第一〜七段落を読む—フランクリンからの素材を「暫定的例示」手段とする「理念型(歴史的個性体)」概念の構成手順(例解)
  • 第5章 「倫理」論文第一章第三節「ルターの職業観」第一段落と三注を読む—ルターによる「ベルーフ」語義創始の経緯と「意味‐因果帰属」の手順(例解)
  • 第6章 人間行為の意味形象=規定根拠としての「宗教性」—ヴェーバー「宗教社会学」の理論的枠組みと「二重予定説」の位置づけ
  • 第7章 多義的「合理化」論とその方法的意義
  • 終章 回顧と展望—「戦後近代主義」ヴェーバー解釈からのパラダイム転換

「BOOKデータベース」 より

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