柳田國男文芸論集
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書誌事項
柳田國男文芸論集
(講談社文芸文庫, [や-L1])
講談社, 2005.10
- タイトル別名
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柳田国男文芸論集
- タイトル読み
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ヤナギタ クニオ ブンゲイ ロンシュウ
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注記
年譜・著書目録 田中正明編: p293-314
内容説明・目次
内容説明
古来日本人が絶えることなく語り伝えた昔話や伝説は、笑い、歌、夢が咲き誇る肥沃な物語の土壌であった。詩人として、花袋、藤村等と近代文学の青春を共にしながらやがて彼等の批判者となった柳田は、好奇心や空想力を衰弱させた自然主義に反し、庶民の暮らしの中にこそ真の文芸があると説く。文芸に関わる主要論考、随筆から近代文学が捨象した豊穣な世界に詩的直感を以って分け入る28篇を精選。毎日出版文化賞受賞。
目次
- 1 文学的回想(歌口;無題の歌 ほか)
- 2 近代文学異見(戯作者の伝統;ウソと子供 ほか)
- 3 暮しと文芸(雪国の春;遊ばせ唄 ほか)
- 4 文芸のフォークロア(熊谷弥惣左衛門の話;和泉式部の足袋)
「BOOKデータベース」 より