千三忌
著者
書誌事項
千三忌
岩波書店, 2005.9
- タイトル別名
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千三忌
- タイトル読み
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センゾウ キ
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注記
参考文献: p202
内容説明・目次
内容説明
千三忌とは、戦没農民兵士高橋千三を悼んで、いまも営まれる年忌である。母セキの手で建立された路傍の墓碑に集う、農民有志による手づくりの集会は、東北農山村の戦争体験の象徴であり、灯し続けられる記憶の燈明である。最底辺の生存を強いられたセキ・千三母子にとって、戦争とは何だったのか。兵士と食糧の供給基地とされた、北の「僻地」からみた破局の戦争とは、それをもたらした日本の近代とは何だったのか。東北農民兵士の南方戦記—生と死の黙示録。小説ニューギニア戦記。
「BOOKデータベース」 より