日本浪漫紀行 : 風景、歴史、人情に魅せられて
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書誌事項
日本浪漫紀行 : 風景、歴史、人情に魅せられて
(PHP新書, 372)
PHP研究所, 2005.10
- タイトル別名
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日本浪漫紀行 : 風景歴史人情に魅せられて
- タイトル読み
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ニホン ロウマン キコウ : フウケイ レキシ ニンジョウ ニ ミセラレテ
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注記
月刊誌『Voice』に連載したものに若干手を加えて単行本化したもの
内容説明・目次
内容説明
日韓の複眼的視点をもつ著者が、各地を旅して綴った紀行エッセイ。レトロの魅力に包まれる小樽、下北半島・恐山で感じた「あの世」、匠の伝統が生きる飛騨高山、村上水軍が支配した瀬戸内海。さらに日本人の心を訪ねて富士、伊勢神宮、熊野古道、高野山へ。都会を離れて見えてくる、豊饒で多彩な日本文化の諸相とは。新鮮な感動が伝わってくるニッポン再発見の旅。
目次
- 第1章 懐かしい風景との出会い(日本人の心を癒す北の町(小樽・歴史編)—明治・大正ロマンの懐かしさが観光客を呼ぶ;レトロの魅力に包まれて歩く(小樽・町づくり編)—「また訪ねたい町」をつくる人々との出会い ほか)
- 第2章 つわものたちの残像(海を支配した武士たち(瀬戸内海)—村上水軍が物語るもう一つの日本精神史;源頼朝と伊豆の豪族たち(伊豆半島北部)—流離する貴種への憧れが生んだ「天下取り」への決起)
- 第3章 お山にこめられた信仰(なぜ日本人は富士に魅かれるか(山梨県富士吉田・静岡県富士宮など)—荒々しくも美しい霊山の頂に神仏の地上天国を見た;恐山で感じた「あの世」(下北半島・恐山)—この国特有の地蔵信仰に見た日本人の死生観)
- 第4章 この国を形づくるもの(海と山の複合景観と日本人の心(伊勢志摩)—日本独自の地勢が融合と調和の文化を生んだ;熊野信仰と日本人の自然観(紀州熊野)—神仏混淆に時代の先端に位置する精神を見た ほか)
「BOOKデータベース」 より