斬らずの若殿
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斬らずの若殿
(春陽文庫)
春陽堂書店, 1998.8
新装
- タイトル読み
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キラズ ノ ワカトノ
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内容説明・目次
内容説明
深編みがさに黒羽二重の着流し、江戸浅草の町をゆくは、武州忍藩阿部十万石の若殿杏之助であった。—突如!虚空をきって飛来する矢羽根!くりだされる槍の穂先!若殿杏之助の身辺をねらう者は?側室おすがの方とその子亀松君を擁立し、世子杏之助廃嫡を企む城代家老太田黒主膳の陰謀の火の手は次々に杏之助のうえにふりかかってきた!悪人どもの計略で乱心の噂をたてられ、池に沈められんとした危機一髪の杏之助を救い、浅草伝法院近くの蛇骨長屋にかくまってくれたのは、むささびと異名をとる軽業師お艶!若殿杏之助を助けるは忠臣早瀬兵馬、また、杏之助をひそかに慕うは美女腰元のおふみ…。阿部十万石の屋台をゆるがすお家騒動を、若殿杏之助の破邪顕正の剣はいかにさばく。
「BOOKデータベース」 より