書誌事項

荷田春満の国学と神道史

松本久史著

(久伊豆神社小教院叢書, 2)

弘文堂, 2005.10

タイトル読み

カダ アズママロ ノ コクガク ト シントウシ

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参考文献あり

初出一覧: p425-427

内容説明・目次

内容説明

荷田春満が活躍した「荷田派の時代」に光を当て、近世の祭祀、神社・神職の実践的な活動と国学の思想を関連づけ、神道学による国学研究の枠組みを広げる意欲作。

目次

  • 第1章 荷田春満の学問形成と展開(荷田春満と契沖の学的関係—『日本書紀神代巻訓釈伝類語』を中心に;荷田春満の学統に関する一考察—奥村仲之との関係を中心にして;荷田春満の神代巻解釈の形成過程—稲荷社祭神説と関連して;荷田春満の伝授否定とその意味—国学の発生と関連して;『日本書紀』神代巻購読の聞書および問答書類について)
  • 第2章 春満学の継承と展開(稲荷社祠官著作の由緒記と荷田春満の神代巻解釈;賀茂真淵の古道観)
  • 第3章 遠州荷田派の学問・行動と神社(杉浦国頭の学問形成と家職—前期国学研究の課題と関連して;近世遠江国における式内社研究—国学者の著述を中心に;近世遠江国における神社・神職の組織化の問題)
  • 第4章 近代国学への展望とその研究(「気吹舎蔵板」版行に関する基礎的研究—「伊吹廼屋先生及門人著述刻成之書目」各種の紹介と考察;維新期平田派国学と民俗信仰—『宮比神』神像画を例にして;近代神道学者の国学観;國学院大学日本文化研究所における国学研究の歩み)

「BOOKデータベース」 より

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