太鼓たたいて笛ふいて
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太鼓たたいて笛ふいて
(新潮文庫, い-14-30)
新潮社, 2005.11
- タイトル読み
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タイコ タタイテ フエ フイテ
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注記
引用・参考資料: p[196]
内容説明・目次
内容説明
戦前、中国や南方の戦線に従軍し、「兵隊さんが好きです」と記して戦意高揚に尽した林芙美子は、敗色濃厚になると「キレイに敗けるしかない」と公言し、たちまち非国民扱いされてしまう。国家が求める「物語」に躍らされた芙美子は、戦後、戦争の実相を知り、戦争に打ちのめされた普通の日本人の悲しみを、ただひたすら書きつづけた—。『放浪記』で知られる作家の後半生をたどる評伝戯曲。
「BOOKデータベース」 より