海霧
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海霧
(講談社文庫, [は-13-10]-[は-13-12])
講談社, 2005.10
- 上
- 中
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- タイトル読み
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ウミギリ
大学図書館所蔵 件 / 全6件
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上K913.6W//H92//11100372054,
中K913.6W//H92//21100372055, 下K913.6W//H92//31100372056 -
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784062752152
内容説明
幕末の佐賀に生まれた幸吉は、米問屋に奉公に出るが、「新しい時代の産物」石炭に魅せられ、坑夫となってエゾ地へと渡る。広大な未開の地にあって、己の力と才覚で新しい人生を切り開いていくのだった…。幕末から明治、昭和へと、激動の時代をひたむきに生きた著者の血族を描いた物語。吉川英治文学賞受賞。
- 巻冊次
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中 ISBN 9784062752169
内容説明
結婚した幸吉は、商売にも手腕を発揮し、当時の北海道ではめずらしい本建築の家や店を建てた。北洋商会から独立し、「平出商店」の看板を掲げた、忙しくも輝かしい日々を支えたのは、妻のおさよはじめ、多くの周囲の人々のはたらきだった。やがて、待望の子を授かり、その成長に希望を託す一家だったが…。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784062752305
内容説明
隆盛をきわめた平出商店の悩みの種は、跡継ぎの娘リツと婿の修二郎の不仲であった。が、無事に孫も生まれ、順調に思えた一族にも、容赦のない時代の波は、押し寄せてきた—日露戦争、震災、愛する人の死、そして老い…。昭和を孫の千鶴と生きるおさよの胸には、いつも、あの北の海の、「深い霧」があった。
「BOOKデータベース」 より