国際資金循環分析の理論と展開
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書誌事項
国際資金循環分析の理論と展開
(MINERVA現代経済学叢書, 82)(広島修道大学学術選書, 32)
ミネルヴァ書房, 2005.11
- タイトル読み
-
コクサイ シキン ジュンカン ブンセキ ノ リロン ト テンカイ
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注記
参考文献: p251-258
内容説明・目次
内容説明
90年代以降の国際資金循環の特徴は、「過剰な」国際資本移動である。東アジアの途上国では、過剰な資本流入により金融危機が発生し、アメリカからは、テロや会計不正などの諸事件により、国際資本が離れつつある。今まさに国際資金循環の構造に大変化がおきている。本書は、貯蓄と投資・資金循環、国際収支、資本移動などの最新の統計を基に、日米中の資金循環の特徴と新動向を把握し、今後の安定的国際資金循環の環境作りと、金融危機を回避する条件、対策を検討する。
目次
- 第1章 資金循環分析の理論体系
- 第2章 国際資金循環分析(実物取引)の理論モデル
- 第3章 国際資金循環(金融取引)分析の理論モデル
- 第4章 資金循環、国際収支及び国際資金フローに関する統計
- 第5章 中国の資金循環勘定の基本構造と問題点
- 第6章 日米の対外資金循環の変化—国際資金循環モデルによる実証分析
- 第7章 東アジアにおける国際資金循環の構図
- 第8章 中国の資金循環モデルによる財政・金融政策の考察—資金循環(実物取引)を中心とする計量分析の試み
- 第9章 中国の対外資金循環
「BOOKデータベース」 より