明治のことば : 文明開化と日本語

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明治のことば : 文明開化と日本語

齋藤毅 [著]

(講談社学術文庫, [1732])

講談社, 2005.11

タイトル読み

メイジ ノ コトバ : ブンメイ カイカ ト ニホンゴ

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注記

講談社(1977.11)刊の文庫化

内容説明・目次

内容説明

文明開化により急激に流入した欧米文化は、それまでの日本に存在しなかった思想、制度等をもたらした。明治の先人たちはこれらに伴う概念をいかに吸収し、自国語として表現したか。「社会」「個人」「保険」「銀行」「主義」「自由」等々、その後欠くべからざる語となる新しいことばを中心に、それらの誕生、定着の過程を豊富な資料をもとに精細に分析する。

目次

  • 明治の日本語—東から西への架け橋
  • 東洋と西洋
  • 合衆国と合州国
  • 王なくして支配さるる国—列玻貌利吉考
  • 社会という語の成立
  • 個人という語の成立—一個の人・一個人・一の個人
  • 会社—「催合」商売
  • 保険ということばについて
  • 銀行—金銀カワセ処
  • 哲学語源—艾儒略から西周・三宅雪嶺まで
  • 主義という重宝なことばの誕生
  • 学術と政治の発達に貢献した演説

「BOOKデータベース」 より

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