不可能物体の数理
著者
書誌事項
不可能物体の数理
森北出版, c1993
POD版
- タイトル読み
-
フカノウ ブッタイ ノ スウリ
大学図書館所蔵 件 / 全38件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
森北出版1993年刊のPOD版
印刷・製本: ブッキング
参考文献: p169-176
内容説明・目次
内容説明
不可能物体とは、一見すると立体が描かれているように感じるが実は立体を表していない絵を見たとき、心の中に人が思い浮かべる“立体の印象”のことである。錯視図形、変則図形、だまし絵などとよばれることもある。オランダの画家エッシャーがその作品の中で好んで用いた題材としても有名である。本書ではこの不可能物体を描いた絵を数理的な立場から眺める。したがって、心理学的側面や芸術的側面は扱わない。不可能物体が不可能である数理的な理由を明らかにし、不可能物体を分類・体系化することが本書の目的である。
目次
- 1章 立体実現問題と不可能物体
- 2章 立体実現問題の等価性
- 3章 頂点辞書と線画解釈
- 4章 立体実現問題の解
- 5章 誤差に寛容な立体抽出
- 6章 直角多面体の実現問題
- 7章 立体実現問題の周辺
「BOOKデータベース」 より