軍事奴隷・官僚・民衆 : アッバース朝解体期のイラク社会
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軍事奴隷・官僚・民衆 : アッバース朝解体期のイラク社会
(山川歴史モノグラフ, 9)
山川出版社, 2005.11
- タイトル別名
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Slave soldiers, bureaucrats and the people : Iraqi society during the disintegration of the ʿAbbāsid dynasty
軍事奴隷官僚民衆 : アッバース朝解体期のイラク社会
- タイトル読み
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グンジ ドレイ・カンリョウ・ミンシュウ : アッバースチョウ カイタイキ ノ イラク シャカイ
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注記
欧文タイトルは標題紙裏による
主要参考文献: 巻末p10-32
内容説明・目次
内容説明
本書は、イスラーム帝国として知られるアッバース朝の解体過程において生じたイスラーム国家体制の歴史的な変化と、それに伴うイラク社会の変容のあり方を取り扱う。
目次
- 第1章 軍事グラーム集団の形成(西暦九世紀サーマッラーのアトラーク奴隷軍団;奴隷軍団の系譜—マムルークとグラーム;グラームの諸相—宮廷グラームと軍事グラーム)
- 第2章 書記官僚と税務行政—私領地における国庫の取り分をめぐって(嶋田襄平の徴税権研究に関する再検証—ダイアにおける国庫の取り分と私領主の取り分;脱穀場における穀物の分配のあり方;ムカーサマにおける取り分の変更と書記の規則;国庫の取り分に対する政治的正当性の対立)
- 第3章 社会変動と民衆(西暦十世紀バグダードの暴力集団—政治権力との関わりにおいて;ムスアブ・ブン・アッズバイル墓参詣—ブワイフ朝の宗派騒乱と「第二次内乱」;裏切るクーファ市民—ウマイヤ朝期アリー家反乱者のリーダーシップと民衆の政治意識)
「BOOKデータベース」 より