贄門島(にえもんじま)
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贄門島(にえもんじま)
(Joy novels)
実業之日本社, 2005.1
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ニエモンジマ
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注記
2003年3月文藝春秋より単行本として刊行の再刊
内田康夫著作リスト: 下巻巻末
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784408504445
内容説明
21年前、ボートの操舵ミスで房総の海に投げ出された浅見光彦の父・秀一は、美瀬島の漁船に助けられ、生死の境をさまよう床の中で、奇妙な声を聞いた。「そんなにつづけて送ることはない」「そうだな、来年に回すか」。そして父は、その翌年亡くなった。あれは死神たちの会話だったのかもしれない—母・雪江から聞いた話に興味を抱いた浅見は島を訪れ、不気味な光景の記憶におびえる天羽紗枝子と出会う。ところが、浅見と共に島へ渡ったルポライター・平子、浅見の父と親交のあった代議士秘書・増田が、相次いで水死体で発見されて…。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784408504452
内容説明
浅見光彦が美瀬島で出会った天羽紗枝子は、留守電に謎のメッセージを残して消えた、館山の小学校教師・石橋洋子の行方を探していた。手がかりを得ようと洋子の本籍地「小田原市石橋」を訪ねた浅見と紗枝子。地震と台風、二度の大災害で一族は死に絶えていたが、洋子の父親を含む被災者を救援したのが、美瀬島の人々だったらしいと分かる。代議士秘書の死体発見場所でもある小田原と美瀬島が繋がり身震いする浅見。洋子の母親が、戦後の混乱期に朝鮮へ渡って亡くなったことを知らされた浅見は、ふたたび美瀬島へと向かったが—。
「BOOKデータベース」 より