騙すアメリカ騙される日本
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書誌事項
騙すアメリカ騙される日本
(ちくま新書, 571)
筑摩書房, 2005.12
- タイトル読み
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ダマス アメリカ ダマサレル ニホン
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内容説明・目次
内容説明
自衛隊のイラク派遣、北朝鮮問題への対応、道路公団や郵政民営化に代表される「改革」の進展、皇室典範や憲法をめぐる改正論議、不良債権処理と景気回復の名の下に進められた日本型雇用の崩壊—日本が場当たり的な対応を重ねるあいだに、かつて「超合金」と言われた日本システムは根こそぎ変えられつつある。日本の「国富」に狙いを定めたアメリカの国家戦略は、対日「年次改革要望書」を通じて密かに、そして着実に現実のものとなっている。アメリカによる対日支配の実態はどうなっているのだろうか。外務官僚としての体験も踏まえつつ、覇権構造の中の自立の可能性を探る。
目次
- 第1章 米国の国家戦略と日本の「知識人」
- 第2章 消えた「日米貿易戦争」
- 第3章 アジア通貨・経済危機の真相
- 第4章 決定打としての「IT革命」
- 第5章 悪魔の契約
- 第6章 日本の「逆襲」
「BOOKデータベース」 より