知られざる源氏物語
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知られざる源氏物語
(講談社学術文庫, [1739])
講談社, 2005.12
- タイトル読み
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シラレザル ゲンジ モノガタリ
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注記
大修館書店(1996.1)刊の文庫化
内容説明・目次
内容説明
長すぎる故にあまり読まれず、読まれない故に「誨淫の書」「悪文」などの謬説が蔓延する。稀有の大作源氏物語は本当は何を書いた物語なのか。どのような時代を背景に、いかに作られいかなる手法が用いられているのか。現代の生活感情による評価を退け、もののあはれ論、いろごのみ論を検討しつつ、古代の理想としての「美しい皇子の物語」の真実に迫る。
目次
- 第1章 不幸な大作、源氏物語
- 第2章 源氏物語は何を書いた物語か
- 第3章 物語の理想としての「いろごのみ」
- 第4章 あまたある源氏の物語
- 第5章 源氏物語はこのようにして作られた(一)
- 第6章 源氏物語はこのようにして作られた(二)
- 第7章 源氏物語の手法
- 第8章 巻々の書かれた順序
- 第9章 作者複数説の可能性
- 第10章 源氏物語と古今集の世界
- 結語 知られざる大作、源氏物語
「BOOKデータベース」 より