チャター : 全世界盗聴網が監視するテロと日常
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書誌事項
チャター : 全世界盗聴網が監視するテロと日常
日本放送出版協会, 2005.11
- タイトル別名
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Chatter : dispatches from the secret world of global eavesdropping
- タイトル読み
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チャター : ゼンセカイ トウチョウモウ ガ カンシ スル テロ ト ニチジョウ
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内容説明・目次
内容説明
ニューヨーク市警が地下鉄への緊急防衛作戦を発動した。繰り返されるテロ警報に翻弄される市民。全ての始まりは、盗聴されたテロ容疑者の会話に含まれていた、たったひとつのチャターだった—「地下」。そもそもチャターを聴いたのは誰なのか?それは本当にテロを暗示しているのか?全世界通信傍受システムとして知られるエシュロンと、アメリカを中心とした諜報機関網UKUSA同盟の実態に迫り、我々の日常を取り巻く諜報活動の実態を明らかにする。911以降、なし崩しとなった「安全とプライバシー」のボーダー。果たして諜報機関は我々を守ってくれているのか、それとも監視しているのか、あるいはその両方なのか—。「安全か、プライバシーか」—ポスト911時代の切迫する問題に挑み、もはや日常となった“エシュロン”の全貌とその限界に迫る。
目次
- 1 砂漠のレドーム、ヒース原野のレドーム—エシュロンの姿なきテクノロジー
- 2 リークしたのは私—盗聴されている外交
- 3 自由の足跡—星座のように配置された基地の数々
- 4 黒い電話・灰色の電話—機密が侵される時
- 5 ゴリアテの反乱—通信信号の意味を探る
- 6 凶暴な巨象—プライバシー保護の前線で
- 7 闇の中の声—暴露と密告と
- 8 歯抜けたちの談話室—欧州議会による調査
- 9 ジハードの電話—テロリストに耳を澄ます
「BOOKデータベース」 より