ワンコイン悦楽堂 : ミネルヴァの梟は百円本の森に降り立つ
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ワンコイン悦楽堂 : ミネルヴァの梟は百円本の森に降り立つ
情報センター出版局, 2005.12
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ワン コイン エツラクドウ : ミネルヴァ ノ フクロウ ワ ヒャクエンボン ノ モリ ニ オリタツ
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文献・URLリスト: p373-382
Description and Table of Contents
Description
博引傍証、ユーモアに満ちた、類例のない書評集。灘中・灘高で高橋源一郎を文学へ誘い、東大で内田樹をレヴィナス研究へと導いた“怪人”竹信悦夫。そんな“都市伝説的知性”の持ち主は、新古書店を巡り買い集めた百円本をいかに読み解いたか。早すぎる死までの、二年間の記録。高橋源一郎と内田樹による対談「竹信悦夫の天才性の解析」を収録。
Table of Contents
- 遠い国の話ではありません—『アフガニスタンの星を見上げて』(フルグラ・コヒィ著、小学館)
- アッパーとロウアー—『超一流主義』(斎藤澪奈子、マガジンハウス)
- 金銭と書物を同時に愛する—『フィロビブロン 書物への愛』(リチャード・ド・ベリー著、古田暁訳、講談社学術文庫)
- 「うずらの石棺風パイ詰め」とは—『パペットの晩餐会』(イサク・ディーネセン著、桝田啓介訳、ちくま文庫)
- imageとtextのハイブリッド表現—『オトコとオンナの深い穴』(太田垣晴子、メディアファクトリー)
- 知の関節を外される快楽—『超哲学者マンソンジュ氏』(マルカム・ブラドベリ著、柴田元幸訳、平凡社)
- フーダニット(whodunit)—『作者の死』(ギルバート・アデア著、高儀進訳、早川書房)
- エプロンをかまどに放り込んだ日—『イギリスのある女中の生涯』(シルヴィア・マーロウ著、徳岡孝夫訳、草思社)
- 組織の悩みに果てはない—『人はなぜ、足を引っ張り合うのか』(齋藤勇、プレジデント社)
- 翻訳本の「読み比べ」実験—『長靴をはいた猫』(シャルル・ペロー著、澁澤龍彦訳、河出書房新社)〔ほか〕
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