エコール・ド・パリの日本人野郎 : 松尾邦之助交遊録
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書誌事項
エコール・ド・パリの日本人野郎 : 松尾邦之助交遊録
(日本アウトロー烈傳 : 玉川信明セレクション, 2)
社会評論社, 2005.11
- タイトル別名
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エコール・ド・パリの日本人野郎
エコールドパリの日本人野郎 : 松尾邦之助交遊録
- タイトル読み
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エコール ド パリ ノ ニホンジン ヤロウ : マツオ クニノスケ コウユウロク
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注記
朝日新聞社 1989年刊の増補
月報あり
内容説明・目次
内容説明
大正は先見していた—。1920年代、芸術の都パリ。その“文化人税関”といわしめた松尾邦之助を主役に、藤田嗣治、武林無想庵、石黒敬七、辻潤、金子光晴たちとの交流を描き、次第に後年の松尾本人と著者との対話に軸をうつしてゆく。あぶりだされる“日本”の姿とは?オリジナル(1989年作品)に加え、補遺の2篇を収録。
目次
- エコール・ド・パリの日本人野郎(では、陰湿でうじうじした日本よ、さようなら;歓楽街のアッフランシと接し、ノイローゼが治る;異国で女にもてない奴は、成功できないだろう;“理性の美”と“無知の徳”の狭間で煩悩する;なにくそ貧乏に負けてたまるか、草を食ってでも生きてみせる;日本人会を通じてさまざまな人を知り、運が開けてくる;武林無想庵、妻の文子に裏切られ、哀れコキュとなる;自然で寛容に生きれば、きっと人間世界はうまくいく;グラン・オペラ座で白粉をつけて三人組、柔道をみせる;次から次へとやってくる日本人の民間大使として奮闘する;パリ祭で悪童ども、辻潤にならって「新ストトン節」をうたう;エコール・ド・パリに晩鐘鳴って、みな故郷に帰っていく;すべては夢か幻か、戦い終わっての棒ちぎれ)
- 補遺二篇(パリのコスモポリタン・松尾邦之助;回想・松尾さん時代の「個の会」)
「BOOKデータベース」 より