遠き雪嶺
著者
書誌事項
遠き雪嶺
(角川文庫, 13972,
角川書店, 2005.10
- 上
- 下
- タイトル別名
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Nanda Kot
- タイトル読み
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トオキ セツレイ
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注記
ジャケットの欧文書名: Nanda Kot
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784041701027
内容説明
世界の屋根たるヒマラヤは東洋の盟主・日本人が征服する—。昭和11年、ヒマラヤ処女峰ナンダ・コート初登頂に夢を賭けた日本遠征隊。立教大学山岳部の堀田弥一隊長率いる総勢5名。だが、遠征準備は苦難に満ちた。資金集め、装備、ベースキャンプへの物資輸送、シェルパの雇用などすべて手探りであった。そして、栄光の頂上を目指し、ヒマラヤの麓へ出発…。日本山岳小説に燦然と輝く、渾身の超大作900枚。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784041701034
内容説明
「これを登るのか…」真正面にナンダ・コートの北壁が立ちはだかる。悪絶な様相をみせる北壁は背筋が冷たくなるほどの凄みがある。堅雪にピッケルを突き立て堀田隊長は息を呑んだ。苦しんでいるのは他の隊員も同じだ。極度の疲労、氷のように冷え切った体。凍傷で手足の先が切り裂かれるように痛む。猛吹雪、雪崩、病状の悪化、予想外の事態…。栄光の頂上は近い—。取材・構想10年、壮大な実話に基づいた日本山岳の小説の大作。
「BOOKデータベース」 より