天涯の船
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天涯の船
(新潮文庫, た-51-5,
新潮社, 2006.1
- 上巻
- 下巻
- Title Transcription
-
テンガイ ノ フネ
Available at / 29 libraries
-
The International University of Kagoshima Library図
上巻913.6//TK10003972541,
下巻913.6//TK10003972553 -
Library, Doshisha Women's College of Liberal Arts田
上巻ZSW||タ||51-5WA;0682002050,
下巻ZSW||タ||51-6WA;0682002069 -
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Note
参考文献: 下p[496]
Description and Table of Contents
- Volume
-
上巻 ISBN 9784101296159
Description
日本が近代化への道を急いでいた明治17年。下働きの少女ミサオは、米国への留学船で、姫君の身代わりに仕立てられていた。船酔いと折檻まがいのしつけの日々。が、ある夜ミサオは、運命の人・光次郎に出会う。上陸後、美しく成長したミサオは、青年光次郎と再会するが、皮肉にもオーストリアの子爵家の血を引くマックスに求婚され、二度と日本に戻らぬ決意で欧州へ嫁いで行く。
- Volume
-
下巻 ISBN 9784101296166
Description
実業家として成功した光次郎は、造船業でも名をあげ、片やミサオは、戦時下のヨーロッパで子爵夫人の地位を守る。時を経て二人は再び出会い、光次郎はミサオの導きで精力的に絵画収集に乗り出す。夢を追いかける男、苦難を乗り越えた女。いまなお胸に秘め続ける、互いへの想いが遂げられる日は来るのか。二つの大戦のはざま、時代の波に翻弄されながらも、希望を失わなかった愛の絆。
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