昔話と昔話絵本の世界
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昔話と昔話絵本の世界
日本エディタースクール出版部, 2005.9
- : 新装版
- タイトル読み
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ムカシバナシ ト ムカシバナシ エホン ノ セカイ
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注記
フェリス女学院大学オープンカレッジ連続講座 「子どもに伝えたい昔話と絵本」(1999年4月-7月)全12回の約半分の内容をまとめ、加筆したもの
参考文献・引用文献一覧: p265-266
内容説明・目次
内容説明
昔話は独特の様式と構造をもっています。本書は、「こぶじいさま」「三びきのこぶた」などの誰もが知っている昔話を具体的に分析し、その語りの特徴や構造のもつ意味、昔話の残酷性について考えます。そして、絵本化された昔話絵本を場面ごとに読み取り、その魅力と面白さに迫ります。昔話と昔話絵本の世界をトータルにとらえた、フェリス女学院大学のオープンカレッジでの講義をまとめました。
目次
- はじめに—昔話の背景、阿蘇に生まれ育って
- 1 昔話・昔話絵本とは何か—昔話の意味するもの
- 2 昔話のテクスト(文体)—昔話と語り口
- 3 昔話の構造と絵本のイラストレーション—昔話絵本のイラストレーションを読み取る
- 4 昔話と語りの構造—「こぶ取りじい」の構造分析
- 5 昔話から学ぶおおらかさ—昔話と伝承の姿
- 6 名作絵本の背景を語る—昔話絵本と創り手たち
- 7 「三匹の子豚の物語」を考える—昔話「三匹の子豚の物語」の読み取り
- 8 昔話の残酷性を考える—残酷性と子ども
- 9 昔話絵本とその可能性—絵本『三びきのこぶた』をめぐって
「BOOKデータベース」 より