宇宙をかき乱すべきか : ダイソン自伝
著者
書誌事項
宇宙をかき乱すべきか : ダイソン自伝
(ちくま学芸文庫, [タ-25-1,
筑摩書房, 2006.1
- 上
- 下
- タイトル別名
-
Disturbing the universe
- タイトル読み
-
ウチュウ オ カキミダス ベキカ : ダイソン ジデン
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注記
原著 (New York: Harper & Row, 1979) の全訳
ダイヤモンド社刊 (1982.7) に補正を加え, 二分冊にしたもの
文献と注: 下巻末pi-xiv
内容説明・目次
- 巻冊次
-
上 ISBN 9784480089601
内容説明
相対性理論と量子力学を量子電気力学的に統合した数式「ダイソン方程式」を24歳で発表し、その後物質の安定性、相転移、重力理論等純粋物理研究の他、地球外知的文明、原子炉設計、核軍縮問題等広汎な分野で研究を続けている知性の巨人による自伝。科学のみならず、哲学、芸術、宗教等への深い造詣に裏打ちされた言葉は、科学・技術のあり方、ヒトという種の未来について叡智に満ち溢れている。宇宙論的視野に立ち、遠大な未来展望を与えてくれる本書は、基礎的な科学教養書の名著として名高い。上巻は、生い立ちからファインマン、オッペンハイマー等一流の科学者たちとの交流などのエピソードを収録。
目次
- 1 イギリス(魔法の都;ファウストの救い;少年十字軍;ある詩人の血)
- 2 アメリカ(科学の徒弟;アルバカーキへのドライブ;F6峰登頂;前奏曲変ホ短調;小さな赤い校舎;一九七〇年までに土星へ;清教徒、モルモン教徒、宇宙教徒;平和への調停)
- 巻冊次
-
下 ISBN 9784480089618
内容説明
相対性理論と量子力学を量子電気力学的に統合した数式「ダイソン方程式」を24歳で発表し、その後物質の安定性、相転移、重力理論等純粋物理研究の他、地球外知的文明、原子炉設計、核軍縮問題等広汎な分野で研究を続けている知性の巨人による自伝。科学のみならず、哲学、芸術、宗教等への深い造詣に裏打ちされた言葉は、科学・技術のあり方、ヒトという種の未来について叡智に満ち溢れている。宇宙論的視野に立ち、遠大な未来展望を与えてくれる本書は、基礎的な科学教養書の名著として名高い。下巻は、科学者の社会的良心、地球外生物の探索、宇宙空間の利用、心と思考の考察などのエピソードを収録。
目次
- 2 アメリカ(国防の倫理;ドーヴァー・シャープの惨死;ドクター・モローの島;アレオパジティカ—科学研究の自由について)
- 3 地平を超えて(遠くにある鏡;思考実験;地球外の生物と文明;クレードとクローン—生物学的進化と文化の進化について;銀河系の緑化;地球に戻って;神の企図からの論証;地と天の夢)
「BOOKデータベース」 より