あの戦争から何を学ぶのか
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あの戦争から何を学ぶのか
(講談社文庫, [ほ-10-10])
講談社, 2005.12
- タイトル読み
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アノ センソウ カラ ナニ オ マナブノカ
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内容説明・目次
内容説明
緒戦の勝利での空疎な熱狂、情報と科学技術の軽視、偏狭なセクショナリズム、責任追及における主体性の欠如。あの戦争で露呈した日本人の錯誤を再び繰り返さぬためにはどうすればよいか。凡人は経験から学び、賢者は歴史に学ぶ。体験の風化を前に、ぜひ繙くべき「保阪昭和史」の集大成。
目次
- プロローグ 「機密戦争日誌」が語ること
- 第1章 昭和十六年十二月八日の「熱狂」(国連ヲ賭シテ;いよいよやったか! ほか)
- 第2章 山本五十六の死と「情報」の軽視(“壮烈なる”戦死;司令長官は生きていた? ほか)
- 第3章 原子爆弾と日本の「科学技術」(ウランを十キログラム、大至急集めよ;「ニ号研究」と「F号研究」 ほか)
- 第4章 自ら「責任」を問えなかった東京裁判(真相はこうだ;大東亜戦争調査会の設立と挫折 ほか)
- エピローグ 大東亜戦争と太平洋戦争、その呼称について
- 対談 あの戦争から自衛隊は何を学んだのか(保阪正康・中山隆志)
「BOOKデータベース」 より