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大正期の政治思想と大杉栄

竹山護夫著

(歴史学叢書, . 竹山護夫著作集||タケヤマ モリオ チョサクシュウ ; 第2巻)

名著刊行会, 2006.1

タイトル読み

タイショウキ ノ セイジ シソウ ト オオスギ サカエ

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内容説明・目次

内容説明

大正時代は明治と昭和に挟まれた中間の時代と呼ばれるが、それは単なる過渡的中間性ではなく、「能動的中間性」である。著者は、本書第一部に、この中間の時代を象徴する吉野作造の民本主義の盛衰を中心に、憲政擁護運動から、政党政治、教養主義、社会主義、ナショナリズムなどを経て、震災に至る政治思想を描き、第二部に、大正時代の群像からその代表として大杉栄を取り上げ、その生い立ちから、その時代における軌跡を辿り、震災時に虐殺されるまでの数奇な生涯を、思想史的伝記として描いている。いずれも社会心理学的方法と緻密な実証による基本文献である。

目次

  • 第1部 大正期の政治思想
  • 第2部 大杉栄—「個人主義的・組合主義的・無政府主義」とその周辺(思想者へ;世界獲得の努力と「生の哲学」;「政治」の否定その一—民本主義と;「政治」の否定その二—ボルシェヴィズムと;個人史と思想)

「BOOKデータベース」 より

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