ジュリエッタ荘の幽霊
著者
書誌事項
ジュリエッタ荘の幽霊
(文学の森)
小峰書店, 2005.7
- タイトル別名
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Il fantasma del villino
- タイトル読み
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ジュリエッタソウ ノ ユウレイ
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内容説明・目次
内容説明
第二次世界大戦末期、母親と八歳の弟フレードと一緒に母親の故郷の村に疎開していたリッリ。父はドイツ軍の捕虜となり、ポーランドの収容所にいる。村の大通りには、ときおりドイツ兵やファシストたちのトラックが走り、山の中にはパルチザンたちがひそんでいた。そんな夏のある日、リッリは「呪われた屋敷」と呼ばれる家に見知らぬ少女を見かけた。村人の話では、結核で亡くなった少女の幽霊が現れるという…。戦時下のイタリアの田舎を舞台に、少女たちの秘密と友情、そして成長を描くビトリット賞、ルニジャーナ・ラガッツィ賞受賞作。
「BOOKデータベース」 より