ある船乗りの太平洋戦争
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ある船乗りの太平洋戦争
(新風舎文庫)
新風舎, 2005.8
- タイトル読み
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アル フナノリ ノ タイヘイヨウ センソウ
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内容説明・目次
内容説明
太平洋戦争下において、船乗りとして数々の戦火を潜り抜けてきた著者が当時を回想するドキュメント。昭和一六(一九四一)年一二月八日、神戸高等商船学校の二年生として開戦を経験した私は、卒業後、神戸に本社のある川崎汽船へ入社。船員として社船「利川丸」に乗り組み、戦標船というボロ船の実態に苦しみながらもサハリン、釜山、高雄、マニラへと航海に出ることに。魚雷の恐怖、敵潜水艦の一斉攻撃、グラマンの急降下爆撃など、さまざまな死線を乗り越え、やがて終戦を迎える…。
目次
- 戦争始まる
- 日本は敗けるのだ
- またも二週間の謹慎
- 軍港における実習生活
- 階級社会の鉄拳制裁
- 海軍将校にもこんな奴が!
- 卒業、そして実社会へ
- いざ乗船!
- ボロ船と乗組員の実態
- サハリン(樺太)航路の悲哀〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より