「表現の自由」の社会学 : 差別的表現と管理社会をめぐる分析
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書誌事項
「表現の自由」の社会学 : 差別的表現と管理社会をめぐる分析
八千代出版, 2006.2
- タイトル別名
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表現の自由の社会学 : 差別的表現と管理社会をめぐる分析
- タイトル読み
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ヒョウゲン ノ ジユウ ノ シャカイガク : サベツテキ ヒョウゲン ト カンリ シャカイ オ メグル ブンセキ
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注記
博士論文『差別的表現の自主規制と表現の自由 : 表現の自由への新しいアプローチを目指して』 (慶應義塾大学) に大幅に加筆・修正したもの
主要参考文献リスト: p237-252
内容説明・目次
内容説明
主に法律学の観点から論じられてきた「表現の自由」の問題を、社会学的な観点から考察。メディアや人々は、「表現の自由」をどう理解し、行使しているのか。人はいかに「管理」されるのか。—「思想の市場」で実際に起こっていることから、“保守的でありつつ革新的”な「表現の自由」の意味を問い直す。
目次
- 序章 「表現の自由」への新たなアプローチを目指して
- 第1章 「表現の自由」と人権および社会秩序
- 第2章 差別的表現規制と「表現の自由」の共和主義的理解について
- 第3章 公的領域としての思想の市場と管理社会論
- 第4章 知識社会学・イデオロギー研究と言説分析
- 第5章 アルチュセールの徴候的読解とディスクール分析
- 第6章 筒井康隆「無人警察」論争—「表現の自由」の空洞化
- 第7章 『ちびくろさんぼ』の絶版—「表現の自由」の揺らぎ
- 第8章 人間の複数性と「表現の自由」
- 第9章 「表現の自由」の保守的価値
「BOOKデータベース」 より