完全版「男はつらいよ」の世界

書誌事項

完全版「男はつらいよ」の世界

吉村英夫著

(集英社文庫)

集英社, 2005.12

タイトル別名

完全版男はつらいよの世界

タイトル読み

カンゼンバン オトコ ワ ツライヨ ノ セカイ

内容説明・目次

内容説明

各地を渡り歩き、次から次へと失恋を繰り返す渥美清演じる寅さん。1969年の『男はつらいよ』から95年の『寅次郎紅の花』まで、48作が制作された。しかし96年の渥美の死とともに、幻の49作目の企画を残したまま、シリーズは幕を下ろす。軽妙なせりふ、厚い下町人情だけではない、この映画の本質を、シナリオ、撮影現場のエピソード、山田洋次監督のインタビューなどを通して描き出す、完全ガイド。

目次

  • 『男はつらいよ』—“誕生”一九六九年
  • 『続・男はつらいよ』—愚兄賢妹物語
  • 『男はつらいよ・フーテンの寅』—「可愛くても妹じゃ、しょうがねえや」
  • 『新・男はつらいよ』—シリーズ化の予感のなかで
  • 『男はつらいよ・望郷篇』—額に汗して働く
  • 『男はつらいよ・純情篇』—スクリーンと観客の共鳴
  • 『男はつらいよ・奮闘篇』—あこがれのない献身
  • 『男はつらいよ・寅次郎恋歌』—放浪と定着
  • 『男はつらいよ・柴又慕情』—コメディーとリアリズム
  • 『男はつらいよ・寅次郎夢枕』—創造集団「山田組」〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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