感染症は世界史を動かす
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書誌事項
感染症は世界史を動かす
(ちくま新書, 580)
筑摩書房, 2006.2
- タイトル読み
-
カンセンショウ ワ セカイシ オ ウゴカス
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注記
おもな参考文献: p286
内容説明・目次
内容説明
微小な細菌やウイルスなどの病原体が、そのときの政治や社会に与えた影響について、私たちの認識はどこかあやふやである。たとえば中世ヨーロッパに壊滅的な打撃を与えたペストについても、なぜ始まり、どのように終わったかについて、はっきりした結論が得られているわけではない。では、人類はその見えない恐怖にどう対処して来たのだろうか。そして、目の前の最大の脅威=新型インフルエンザとは何か。ハンセン病、ペスト、梅毒、結核、スペインかぜなど、人類史を大きく動かした感染症の歴史から、新型インフルエンザの脅威とその対策を考える。
目次
- 第1章 聖書に描かれた感染症
- 第2章 「黒死病」はくり返す?
- 第3章 ルネッサンスが梅毒を生んだ
- 第4章 公衆衛生の誕生
- 第5章 産業革命と結核
- 第6章 新型インフルエンザの脅威
- 第7章 二一世紀の疾病
「BOOKデータベース」 より