昭和陸軍の研究
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昭和陸軍の研究
(朝日文庫, [ほ4-7,
朝日新聞社, 2006.2
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ショウワ リクグン ノ ケンキュウ
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注記
参考文献: 下p627-629
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784022615008
内容説明
昭和陸軍はなぜ多くの錯誤を犯したのか。国家を滅亡の危機におとしいれ、自らを解体に追い込み、国民に過酷な運命を強いた昭和陸軍とはどのような組織だったのか。そもそも太平洋戦争とはなんであったのか…500人余の関係者の証言と豊富な資料から、その解明を試み実像を描いた著者渾身の力作。
目次
- 第1部 昭和陸軍前史—建軍からの歴史
- 第2部 昭和陸軍の興亡(張作霖爆殺事件と関東軍の陰謀;関東軍参謀・石原莞爾と満州事変;満州建国と陸軍軍人の錯誤;皇道派と統制派—二・二六事件の二つの顔;二・二六事件の判決はいかに誘導されたか;中国国民党からみた「抗日戦争」;八路軍に加わった日本兵の日中戦争;日本兵はなぜ蛮行に走ったか;張鼓峰事件と日本人捕虜の人生;ノモンハン事件、語られざる愚挙 ほか)
- 巻冊次
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下 ISBN 9784022615015
内容説明
昭和陸軍の誤謬の責任は誰がとったのか。また、体制が変わった戦後の日本に、昭和陸軍はどのような影を落としたのだろうか。誤った指導により、命を落とした兵士や国民の存在とは対局ともいえる、無責任で非人間的な高級軍人の官僚体質を、つぶさに検証していく。著者の代表作がここに完結。
目次
- 情報なき戦争指導の無責任体制
- 零戦パイロットたちの戦い
- 第二十五軍敵性国人抑留所の日々
- ニューギニア戦線の絶望と悲劇
- 参謀本部の参謀たちの体質とその欠陥
- 未だ書かれざる二つの戦場
- 陸軍大臣の参謀総長兼任という事態
- サイパン陥落と兵士たちの叫び
- インパール作戦、高級指揮官と生存兵士たちの怒り
- 情報が軽視された比島決戦の内幕〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より