ソロモンの歌 ; 一本の木
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書誌事項
ソロモンの歌 ; 一本の木
(講談社文芸文庫, よK1)
講談社, 2006.2
- タイトル読み
-
ソロモン ノ ウタ ; イッポン ノ キ
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注記
著書目録: p302-306
内容説明・目次
内容説明
戦後日本の音楽批評をリードしてきた吉田秀和は、青春期に吉田一穂に私淑、中原中也との交遊や小林秀雄の影響を通してポエジーの精髄に触れた。音楽はもとより、文学や美術を論じた著作によって、豊饒なる批評精神を構築してきた著者が、幼児期から詩との出会いまでを綴り、その批評の原点を明かす表題作をはじめ珠玉の随想十二篇を収録。巻末の荷風論は、日本近代の宿命を巡る鋭い洞察に満ちた文明論である。
目次
- 中原中也のこと
- 小林秀雄
- 吉田一穂のこと
- ソロモンの歌
- 私の「音楽学校」
- 音楽とわが青春
- 『ラインの乙女たちの歌』
- 一本の木
- クレーの跡
- 失われし時をめぐって
- チェーホフと現実
- 荷風を読んで
「BOOKデータベース」 より