立体イリュージョンの数理

書誌事項

立体イリュージョンの数理

杉原厚吉著

共立出版, 2006.2

タイトル別名

Mathematics in 3D visual illusion

タイトル読み

リッタイ イリュージョン ノ スウリ

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注記

参考文献: p[177]-178

内容説明・目次

内容説明

この本は、人間の立体知覚にかかわるイリュージョンを、目の機能をコンピュータに代行させようとするコンピュータビジョンの立場から、数理的に眺めようとしたものである。その基礎にあるのは、光りが直進することと、同一の投影図をもつ立体は無限に多く存在することという、二つの幾何学性質のみである。数理的アプローチを取ることによって、これらの出発点から、多様な知覚現象を統一的に理解できると同時に、新しい状況で起こるであろう知覚現象を予測することもできる。これを利用して、新しいイリュージョンの創作も試みる。立体の知覚・認識に関わる心理的分野に興味を持つ人、建築・彫刻などの立体芸術・美術分野に興味を持つ人、舞台装置などにかかわる人、コンピュータによる立体認識に興味を持つ人、手品の種などのトリックに興味を持つ人など、広い範囲の読者に楽しんでもらえるであろう。

目次

  • 遠近法
  • 遠近法と射影幾何学
  • 立体視の三つの原理
  • 遠近法と錯視
  • 視点のマジック
  • 凹凸逆転の術
  • 不可能物体の描き方
  • 不可能物体の作り方
  • 不可能な物理現象の創作
  • 両眼立体視とイリュージョン
  • 運動立体視とイリュージョン
  • 鏡のマジック

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA75632145
  • ISBN
    • 4320018052
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    vii, 182p, 図版4p
  • 大きさ
    21cm
  • 分類
  • 件名
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