責任ラバウルの将軍今村均

書誌事項

責任ラバウルの将軍今村均

角田房子著

(ちくま文庫, [つ-13-2])

筑摩書房, 2006.2

タイトル読み

セキニン ラバウル ノ ショウグン イマムラ ヒトシ

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注記

文献: p541-543

1984年5月新潮社刊, 1987年7月新潮文庫に収録, 今回の文庫化に際し若干の加筆・訂正を行う

内容説明・目次

内容説明

陸軍大将今村均はラバウルで敗戦を迎えた。やがて始まる軍事法廷で次々と裁かれる将兵たち。不充分な審議のまま戦犯として処刑されてゆく部下たちの姿を目のあたりにした今村は自らの意志で苛酷な状況の戦犯収容所に入り、やがて自身も戦犯として服役生活を送る。一人の軍人の姿を描くことで戦争と人間の真実を問うた名作。

目次

  • ラバウル戦犯収容所(今村大将、自決をはかる;迷える小羊のために ほか)
  • 太平洋戦争勃発まで(均少年と角兵衛獅子;結婚 ほか)
  • 太平洋戦争開戦(ジャワ攻略戦—重油の海の立ち泳ぎ;全蘭印軍無条件降伏 ほか)
  • ジャワ裁判始まる(獄中の「八重汐」大合唱;裁判に立ち向かう気魄 ほか)
  • 晩年(帰国、出獄、そして自己幽閉;舞中将の述懐)

「BOOKデータベース」 より

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