藤原俊成 : 判詞と歌語の研究

書誌事項

藤原俊成 : 判詞と歌語の研究

安井重雄著

笠間書院, 2006.1

タイトル別名

藤原俊成 : 判詞と歌語の研究

タイトル読み

フジワラノ シュンゼイ : ハンシ ト カゴ ノ ケンキュウ

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注記

平成15年9月に龍谷大学に提出し、平成16年11月付で博士 (文学) を授与された学位論文の出版

内容説明・目次

内容説明

時代の流れを旧風から新風へと導き、後鳥羽院をはじめ誰からも尊崇された俊成という考え、あるいは、当代歌壇を御子左家対六条藤家だけで括る図式的見方を離れて、俊成の仕事の実態を明らかにする。

目次

  • 1 寂蓮をめぐる問題(寂蓮の風情;寂蓮と顕昭)
  • 2 俊成の歌合判詞の特質(文治二年十月経房家歌合一番判詞をめぐって—歌合における作者と判者と;俊成判詞「其時も老僧ゆるさず」について;俊成判詞の「不可庶幾」という評語について ほか)
  • 3 俊成歌の表現と歌語(「鵜飼舟」と「鵜舟」—御子左家と六条藤家の歌語意識;ちらすなよ篠のは草のかりにても—表現の成立と影響;新奇な詞と俊成歌)

「BOOKデータベース」 より

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