帝国医療と人類学

書誌事項

帝国医療と人類学

奥野克巳著

春風社, 2006.2

タイトル読み

テイコク イリョウ ト ジンルイガク

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注記

参考文献: p190-220

内容説明・目次

内容説明

亡霊が世界中にあらわれている—帝国医療の亡霊が。帝国主義時代以降、世界中に広まった近代医療の自明性を問う。既存研究を整理し、植民地での複雑な交渉過程を検討、フィールドワークによる知見をも加え、病気や医療をめぐる人類学を再構想する。

目次

  • 第1章 グローバル化する近代医療—帝国医療を手がかりとして(世界的な感染の時代;フーコーの「統治性」を手がかりとして ほか)
  • 第2章 土着の実践から民族医療へ—過剰化する近代医療(民族医療とは;帝国医療・人類学・民族医療 ほか)
  • 第3章 帝国医療の実相を探る—マラヤのラターをめぐって(帝国医療のイメージ;マラヤの人びとをめぐる記述 ほか)
  • 第4章 帝国医療の亡霊—サラワクのコンタクトゾーンから(先住民プナン;国立公園の動物を食べる ほか)

「BOOKデータベース」 より

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