近世のアウトローと周縁社会

書誌事項

近世のアウトローと周縁社会

西海賢二著

(臨川選書, 26)

臨川書店, 2006.2

タイトル読み

キンセイ ノ アウトロー ト シュウエン シャカイ

注記

巻末参考資料: p165-191

内容説明・目次

内容説明

近世の身分制の枠組みにおさまらない種々の人々—なかでも勧進僧・巡礼・虚無僧・瞽女など、各地を旅した民間宗教者と、受け入れた村との関係を考える。様々な徘徊する宗教的職能者が出入りした近世の村々。入り来る人々と村の関係からは、在地の民間信仰や芸能文化、支配体系のあり方も垣間見える。

目次

  • 第1章 言い伝えに見る宗教者
  • 第2章 宗教者の受け入れと統制
  • 第3章 宗教者の歓待—功徳と出費
  • 第4章 入り来る者の狼藉と忌避—宗教的職能者の表と裏
  • 第5章 巡礼する人々—村を出て行く者たちの軌跡
  • 第6章 近世民間宗教者の発生と文化
  • 第7章 定使考—歓待と忌避の境界に生きて
  • 第8章 宗教者と地域経済—信仰集団がもたらした経済効果

「BOOKデータベース」 より

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