書誌事項

気候パニック

イヴ・ルノワール著 ; 神尾賢二訳

緑風出版, 2006.3

タイトル別名

Climat de panique

タイトル読み

キコウ パニック

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内容説明・目次

内容説明

熱暑、大旱魃、大嵐、大寒波—最近の「異常気象」は人々を不安に陥れる。これらの原因は、地球温暖化による気候変動とされ、それに伴う対策が世界的に展開されている。だが、二酸化炭素などの温暖化物質による温室効果=地球温暖化論に対する疑問も出され始めている。本書は、温室効果と地球温暖化の関係を詳細に分析し、数々の問題点を科学的に検証する。そして気候現象は、大気、海洋、太陽エネルギー、地球の自転などが複雑に絡み合って生まれることを指摘し、「極地移動性高気圧」など様々な要因から、異常気象を解説する。また、「気候クラート」と呼ばれる一部の科学者が政治、企業、エコロジストを巻み込み、気候ビジネスが隆盛していることも、痛烈に批判する。フランスにおいて、出版時から賛否の議論を巻き起こした話題の書。

目次

  • 第1部 地球とその気候(天候と気候;温室効果による砂漠化;温室効果の外皮を見る…! ほか)
  • 第2部 密接な関係にあるが把握しがたい諸変化(そぐわないモデル;なんとなんと、北極が冷えている!;役に立つ摂動 ほか)
  • 第3部 気候変化の配当(トロイの木馬;科学主義と政治:活動するエコロジー主義;大きい者はいつも最強である)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA76090434
  • ISBN
    • 4846106020
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    fre
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    416p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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