はるかなる視線
著者
書誌事項
はるかなる視線
みすず書房, 2006.2
- 1: 新装版
- 2: 新装版
- タイトル別名
-
Le regard éloigné
- タイトル読み
-
ハルカナル シセン
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注記
参考文献: 第2巻巻末p18-34
内容説明・目次
- 巻冊次
-
1: 新装版 ISBN 9784622071914
内容説明
本書は、もっとも非西欧的社会へと向けられる。しかしその視線は同時に人間のもっとも普遍的なテーマ—拘束と自由の関連に、われわれを導く。また、著者の50年にわたる教職生活を去るに当たって編まれた最後のエッセイ集であり、レヴィ=ストロース世界のポリフォニーである。さらに、知的営為が現代の病患あるいは幻想を治癒または払拭する企図でもありうるという、もっとも力強い情熱の所産である。
目次
- 生得性と獲得性(人種と文化;民族学者と人間の条件)
- 家族・結婚・親族関係(家族;オーストラリアの“親族原子”;おちこちに読む;近親等者の婚姻)
- 環境と表象(構造主義と生態学;構造主義と経験主義)
- 巻冊次
-
2: 新装版 ISBN 9784622071921
内容説明
本書のタイトル「はるかなる視線」とは、世阿弥の“離見の見”に触発されたタイトルである。文化人類学とは、観察者のネイティブな文化とは異なった文化の研究であるが、同時に、みずからの文化への反省である。著者にとっては、カルテジアン文化の深化の試みでもあるのだ。そして著者は、多様な題材をとおしてそれを提示してみせる。『神話論理』以後の新しい視座と可能性を示した本書は、たえず前進しつづける著者の学問への態度によって、われわれに新鮮な感銘をあたえる。
目次
- 環境と表象(言語学の教訓;宗教・言語・歴史—フェルディナン・ド・ソシュールの未刊原稿をめぐって;神話の可能性から社会的実存へ)
- 信仰・神話・儀式(宇宙性と分裂病;神話と失念;アメリカのピタゴラス ほか)
- 拘束と自由(ある瞑想的画法;ある若き画家へ;ニューヨーク・あと追いと予示の町 ほか)
「BOOKデータベース」 より