悪魔の霊酒
著者
書誌事項
悪魔の霊酒
(ちくま文庫)
筑摩書房, 2006.4
- 上
- 下
- タイトル別名
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Die Elixiere des Teufels
- タイトル読み
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アクマ ノ レイシュ
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注記
「ホフマン全集 6 悪魔の霊液」(創土社 1993年刊)の改題
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784480422071
内容説明
後期ドイツ・ロマン派の奇才ホフマンの大作奇譚。修道院の奥深くに秘められていた聖遺物—悪魔が聖アントニウスの誘惑に用いたと伝えられる霊酒を飲んだ修道士メダルドゥスは、欲望と狂乱の情熱に引きずられるまま、涜神と愛欲の世界に沈みこんでゆく。痛悔の長い告白は、静謐な幼年の日々から始まり、成人して宮廷の世俗世界を遍歴する欲望の日々へ。怪奇の夜と輝く昼の交錯する長編ロマン。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784480422088
内容説明
聖ロザーリアの面影を宿すアウレーリエとの思いがけぬ再会から、メダルドゥスの涜神の欲望は頂点に達する。ついに彼女を我がものにしようとした寸前、またも魔的分身が現れて…。遍歴の道はローマへ向かう。教皇をめぐる陰謀の罠をからくも逃れ、修道院へ帰還するが…。アウレーリエの命をかけた希望はついにメダルドゥスを悪徳から救いうるのか。五世代の罪と懺悔の歴史が明らかになる。
「BOOKデータベース」 より