山を走る女
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山を走る女
(講談社文芸文庫, [つ-A6])
講談社, 2006.4
- タイトル読み
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ヤマ オ ハシル オンナ
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注記
年譜: p386-399
著書目録: p400-403
『山を走る女』(1984年講談社文庫刊)を底本としたもの
内容説明・目次
内容説明
二一歳の多喜子は誰にも祝福されない子を産み、全身全霊で慈しむ。罵声を浴びせる両親に背を向け、子を保育園に預けて働きながら一人で育てる決心をする。そしてある男への心身ともに燃え上がる片恋—。保育園の育児日誌を随所に挿入する日常に即したリアリズムと、山を疾走する太古の女を幻視する奔放な詩的イメージが谺し合う中に、野性的で自由な女性像が呈示される著者の初期野心作。
「BOOKデータベース」 より